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藤巻健史の5年後にお金持ちになる「資産運用」入門 |藤巻 健史

藤巻健史の5年後にお金持ちになる「資産運用」入門藤巻健史の5年後にお金持ちになる「資産運用」入門
藤巻 健史
光文社 刊
発売日 2006-03-24
価格:¥1,470(税込)
発送可能時期:通常24時間以内に発送




個人の資産運用とファンドマネジメントを混同しておられます 2006-06-18
 個人の資産運用を組織で大量の資金を扱うファンドマネジメントと同一である見なして議論を進めておられる点が間違っています。



 将来に向けて一定量の資金の流入が期待出来る状況で、ディーリング(試行)を繰り返すと結果は大数の法則に従い、平均値へ収束することが、ファンドマネジメントの大前提と理解しています。

 ディーラーは「血反吐が出るくらい」とか「円形脱毛症になるまで」悩めという表現を藤巻氏がよく使われます。ファンドマネジメントの現場では、当該前提があるからこそ、血の滲むような努力もよしとされるのでしょう。



 本書の主張は、今後資産インフレが進行するとの前提(平均値)で、現在の金利水準を固定し(固定金利借入)、「現在の金利水準」と「将来の資産価格の上昇率」の乖離による裁定取引を「個人」で行おうという主張です。

 個人の資産運用の場合、当該前提が実現するまで、病気・失業等によるリスクを始め、当該前提が一時的に崩れた場合のリスクヘッジ手段が極めて限られています。

 一般の個人が金融先物やアセットアロケーションを自在に活用してリスクヘッジを行うことが出来ると思えません。

 アセットアロケーションの例が本書にも掲載されていますが、リスクエクスポージャーが高いように拝見しました。



 ただし、ファンダメンタルな経済の波に乗ることを前提にしておられる以上、「チャートは一切見ない」し、「目先の動きは無視する」と言い切っておられる点について一貫した主張であり、マーケットのプロらしさを感じました。





 

悪くないけど軽い経済読本以上ではない 2006-04-19
藤巻氏が女子高で講義した内容らしい。録音した内容を起こしたような感じ。決して悪い内容ではないんだけど、書籍になることを強く意識して色々と修正した感じもなく、基本的には軽い経済読本。マクロ経済を念頭において資産運用を考えるための入門書とでも言うべきか。話を無駄に分散させずに授業の実況っぽい雰囲気を出しているあたりは他の本にはあまりない特長だと思います。



物価上昇の大まかな仕組みを知っている人(もしくは自然に感じている人)にとっては得るものはほとんど無いと思います。それでも、「さすが藤巻氏」と言えるとっつきやすいのにしっかりした説明は書かれているので、入門的な読み物を求めている人にはお薦めできます。


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この記事は2006/7/7に作成しました。

on 2006年07月07日 15:00

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