外資の戦略思考に学べ |田坂 広志 /T.W. カン /大川 潤 /藤巻 健史 /野口 智雄 /太田 さとし
外資の戦略思考に学べ
田坂 広志 /T.W. カン /大川 潤 /藤巻 健史 /野口 智雄 /太田 さとし
ビジネス社 刊
発売日 2001-11
価格:¥1,260(税込)
発送可能時期:通常24時間以内に発送
外資系を目指す人だけでなくすべてのビジネスマンに! 2003-01-11
田坂氏、藤巻氏のほか合計6名の共著。いわゆる「戦略本」ではなく、外資系企業の戦略”思考”を学ぼうというものである。従って外資系へ転職を考えている人はもちろん、日本企業でずっと働こうという人にも役に立つ。しかも文章は読みやすい。
第1章戦略編、第2章人材編、第3章業界編の3部で構成されているが、出色は第1章「プロフェッショナルの戦略思考に学べ」(田坂氏)であり、第1部だけでも読む価値がある。現在の知識資本主義の時代に成功している企業や人材は、意識するしないにかかわらず「収穫逓増」の発想に立った戦略を展開していると田坂氏はいう。ほかにも「ナレッジリターン、リレーションリターン、ブランドリターン、グロースリターン」という目に見えない4つのリターンを最大!!!することがプロとして進むべき道だと説いている。
続く第2章では今や多数の著書のある藤巻氏とカン氏が外資系企業における働く環境の違いについて対談したり、第3章では流通業界の外資(ウオルマートやカルフール)による再編の動きと外資に抵抗して衰退した板ガラス業界の話について論じられている。
ただ唯一の不満点は、第2章の中で某ジャーナリストが旧山一証券勤務の3名が外資系企業へ転職した経験をふまえて外資系企業における勤務環境を論じている部分。外資系生保会社へ転職した2名の経験談に基づく記述は、「それは外資系だからではなくて生保業界だからではないのか?」という疑問が生じた。
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この記事は2006/7/7に作成しました。